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自分探しの旅 - コンサルタント・ブログ

最近、よく耳にする自分探しの旅。NHKやCBC(東海エリアのTBS系)などでも、全国を旅する番組が流行っているようです。

自分探しとは、いったい何でしょう?

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若輩者ではありますが、歴史を紐解いてみますと、たとえば幕末。まさに生きて帰れない覚悟で、命がけで諸国を旅した武士たちがいました。彼らの旅の目的は何だったのでしょうか。一つは、知識欲でしょう。ほかに、勤王、攘夷、尊王、佐幕などの意思を持ち、居ても経ってもいられなくなった人もいるでしょう。

例えば、最近久しぶりに広告された、司馬遼太郎の歴史小説「峠」に登場する実在する人物、河井継之助のように、大きな夢(小さな国、越後長岡藩を幕末に中立の独立国家を作ろうとした)を叶えるために、全国を旅をする人も少なくなかったようです。

余談になりますが、歴史上の人物の「人となり」を勉強をすると、不思議と見えてくるものがあります。成功の秘訣は、考え方でしかありません。その考え方を、深く勉強できます。特に、私は山田方谷(やまだほうこく)をお奨めします。河井継之助の師匠であり、陽明学を深く正しく理解し、実践された方だと私は感じでいます。


時代が見えにくい、今の現代は、具体的なことはともかく、自分に何かできないか?という心の奥底にある何かが、体を動かさずにはいられなくするのかも知れません。

投稿者 コンサルタント・ブログ : 2004年11月24日 07:33

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