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大きな炎を作れない、小さい火種を消す - コンサルタント・ブログ

気づいていても、気づいていなくても、チャンスは必ず何度も目の前を通り過ぎています。それに気づき、しかも、遠慮することなくチャンスに手をかけることができれば、後に大きな成功を手にすることも可能です。

しかし、目の前にあるチャンスに遠慮したり、プライドが邪魔して手をかけられなかったり、自分にとってこんなものチャンスでも何でもないと意地を張ったり、もしくは気づかなかったりして、成功できない人は枚挙に暇がありません。

私のクライアントさんの事例として、事業はまあまあだった社長さんがいます。しかし、事業規模は年商5千万。今ひとつ、大きくなれないでいました。そんな折、有名コンサルタントさんの目に止まり、「この社長さんは凄いよ」と紹介されてからが大変。事業の多角化に成功し、人脈は高いレベルまで達し、現在では大企業と渡り合える会社にまでなりました。

取り扱い商品の規模も、1件につき数十万円から数百万円だったのが、現在では数千億円です。詳細は言えませんが、この社長さんは現在に満足することなく、遠慮することなく、高い目標のために小さなチャンスを決して見逃さずに行動されただけです。もちろん、失敗もあります。でも、欲しいものは、失敗しない結果(尻すぼみの現状維持)ではなく、欲しい結果(小さいリスクでの事業規模の拡大)だったわけです。

もし、あなたが現在好調だったとして、それに満足していれば(程度に差はありますが)必ず落ち目がきます。好調な時こそ次の一手がとても大事になります。

油断大敵ですが、でも止まることのできないのが企業の宿命でもあります。(社長の宿命ではありません)

投稿者 コンサルタント・ブログ : 2006年01月26日 11:33

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