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安倍晋三首相の辞任 - コンサルタント・ブログ

“安倍晋三首相の突然の辞意表明について、産業界は、国会の所信表明演説直後という異例のタイミングだっただけに「大変驚いている」(古川一夫日立製作所社長)などと、一様に衝撃を受けている。同時に「新内閣発足直後の政治の空白は、国際的な政治不信を招きかねない」(小林栄三伊藤忠商事社長)といった懸念も示された。(以下略)”
時事通信


安倍晋三首相が辞意を表明しました。日本経済に与える影響も少なくないと思いますが、やはり、商売をする上で政治は切っても切れない関係があります。

国内にとどまらず、海外情勢も目が離せません。米国のサブプライムローンの破綻や相場の暴落の影響により、金融業界で人員整理が進み、8月の就業者数は4年ぶりに前月比減少しました。

サブプライムローン問題は、延滞率が約15%に達し、住宅ローンの支払いができない世帯が全米で150万世帯を越えようとしています。その結果、新規の住宅建設や住宅販売戸数が減少し始めており、また、個人消費も冷え込み始めているようです。

投資の世界でよく使われる言葉ですが、「世界はつながっている」のです。

米国の個人消費が落ち込めば、絶好調のトヨタの車も売れなくなってきます。実際に、トヨタの販売台数は7月に続き8月も減少。さらに、円高ドル安が進めば、輸出企業全体の収益を圧迫し、日本経済にも影響がでてきます。

サブプライムローン問題により、世界規模の信用収縮が進んでいます。

国内政局の動向だけに目を奪われて良い状況ではないかも知れません。

投稿者 コンサルタント・ブログ : 2007年09月12日 16:00

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