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販促の効果 - コンサルタント・ブログ

販促頻度を高めれば、何らかの効果が得られます。世の中は複雑系ですから、確かに一概にはまとめられません。

しかし、販促すると、集客効果、企業ブランド構築(安心と信頼)効果、マイナスイメージ増大、認知度アップ、CSR効果増大、福利厚生、自己満足、社会変革・・・大きい小さいに限らず、何かしらの社会に影響を与えているわけです。

なお、販促には、テレビCM、ラジオCM、CS放送CM、新聞広告、新聞折込チラシ、雑誌広告、ポスティング広告、街頭媒体広告、ティッシュ配りや看板持ちなどの街頭宣伝、訪問営業、インターネット広告(バナー、オプトインメール、リスティング、アフィリエイトなど)など、いくらでもあります。

コンプライアンスを問わないなら、電柱貼り紙、スパムメール、押し売り販売なども販促といえます。

つまり、販促には必ず"効果"があるのです。仮に折込チラシの集客効果がゼロであっても、広告代理店や印刷業者などにお金が落ちているのですから、社会的には効果ゼロではないわけです。

また、認知度向上には一役買っている可能性もありますから、集客効果ゼロ=効果ゼロとはいえません。もちろん、目的の効果が得られなければ販促の意味がないことは確かです。

販促の効果には、ある程度のルールが存在しています。しかし、販促効果にばかり目をうばわれてもいけません。売れない理由、売れている理由は販促効果ではなく、偶然か必然か戦略効果と考えられるのです。

松下幸之助さんが、今の時代で電球を販売しても、どれだけ最高の広告をしても、一過性で売れることはあっても、永続的に成長する会社を築けたかはかなり疑問です。商品サイクル的に、売れない時代(需要が少ない、供給が多いなど)には販促の力は弱いのです。

逆に言えば、売れる時代(需要が多い、供給が少ないなど)には販促の力が最高に求められるといえます。

販促の必要な会社、必要ではない会社があります。そして、販促には目的と合致するかどうかは別として、効果は必ずあります。

投稿者 コンサルタント・ブログ : 2007年12月08日 13:25

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