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動画配信は高い反応率を達成するツール - コンサルタント・ブログ

■過熱する動画配信

最近、動画を活用するホームページが増えてきました。また、ケータイ・サイト(モバイル・サイト)向けの動画配信セミナーなんかも活況のようです。WEB担当者の方、マーケティング担当者の方も本当に大変だと思います。

昨年夏、私のクライアントさんから、PC向けの動画配信のアドバイスを求められました。(最近の私は、コンサルタント業務は、もっぱらインターネット関連ばかりです)

試行錯誤。YouTube(ユーチューブ)投稿に始まり、クライアントさんのホームページ上での動画配信でのテストマーケティングまで、仮説を立て検証し実行、分析と、PDCA(プラン・ドゥー・チェック・アクション)の基本を繰り返しました。

すると、さまざまな作用・反作用が分かりました。


■YouTubeは価値を高める動画チェックツール

Youtube(ユーチューブ)では、オモシロイ動画が人気です。当たり前といえば当たり前ですね。商品・サービスを紹介する動画の場合なら、その動画を見たいと思う人が多いか少ないかで、ある程度のことが分かります。

見たい人が多い動画の場合、自社が取り扱う商品の価値を高めることが可能です。(内容による)

この場合の注意点は、絶対値ではなく相対値で判断することです。アニメやアーティストのミュージック・ビデオ(PV、MV)のアクセス数と比較しても意味がないのです。同じ商品やサービス、もしくは、似通った同じ商品群(カテゴリー)で、動画のアクセス数を調べる必要性があります。

ただし、オモシロイから価値が高まるとは一概にはいえません。たとえば、実際に予備校講師の授業風景が投稿されています。この場合、視聴者に良い授業だと感じてもらえたら、予備校の価値は高まる可能性が高いといえます。

逆に、東大進学の予備校が、お笑い満載の授業風景を公開したとしたらどうなるでしょうか?たしかにオモシロイと思います。しかし、生徒が集まってくるかというと疑問です。

目的をきちんと押さえたうえで、オモシロイ動画を作ることが大切になります。

余談ですが、コンサルタントとして参加したはずの私が、動画編集からYoutube投稿、サイト管理まで実務をすべて行いました。コンサルタントというより、WEBよろず屋ですね。


■YouTubeは集客効果を期待できない

検証の結果、現状ではYoutubeからのアクセス誘導および商品販売効果は薄いと感じられました。友人の飲食店の方も効果なしと語っていました。

もちろん、販促効果ゼロではないと思います。

ただ、Youtubeに動画を投稿するよりも、もっと販促効果の高い方法がある、ということなのです。今後、どのように変化するのかは分かりませんが、時間と人員、もしくは予算のない方には、客観的にオモシロイかどうかを調べる以外に、Youtubeの活用方法はないかも知れません。


■高い反応率を生み出したオモシロイ動画

反応率は12倍(1200%)アップです。私のクライアントさんのホームページの話に戻りますが、不振だった商品ではありますが、昨年1年間の問い合わせ件数を1ヶ月で獲得してしまいました。

Youtubeでもアクセス数の多い動画(つまり、客観的にオモシロイ動画)を、商品説明ページにアップしただけです。

不振の商品でテストしてみた結果が良好でしたので、今度は人気商品でテストしてみました。もちろん、オモシロイ動画をアップしました。すると、まだ検証段階なのですが、少なくとも数十%アップ。もしかすると、購入者数2倍(100%アップ)の可能性もあります。


御社でも動画を活用されてみてはいかがでしょうか?大阪、奈良、三重、愛知の方なら、経営者のポケットマネー(数万円程度)でご相談に乗ります。お気軽にメールにてお問い合わせください。

24時間 OK
info@mattyan.com
担当: 松下(現在、ウェディング会社、コンサルティング会社、通販会社などの取引アリ)

投稿者 コンサルタント・ブログ : 2008年02月15日 01:45

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